王虎

王虎「相手にならぬわ!!」

王虎「! うぬ、何者?」

天草「クク、クククク……我こそは天草が怨霊。さぁ暗黒神がおよびだ」

王虎「あ……天……草?」

天草「お前は覇者となるために参謀をもとめているのだろう? 私がこの暗黒の力をかしてやろうか?」

王虎「何いってる、お前の手などかりんわ!」

天草「ククク……ならば死をまっておれ」

王虎「ワシは負けんわい!」




王虎「日本は武道の国ときき、我が参謀をもとめてきたが。しょせん島国、ほんものの漢はいなかったわ」

(王虎、自ステージ(西安・咸陽寺)に立っている)

配下1「王虎様! 敵軍の勢いすさまじく、我が軍の先陣は壊滅です!」

配下2「王虎様! 敵はすでに十里までせめよせています」

王虎「天下治めし漢と斬りあって死ぬるは本望よ!」

王虎「この王虎の剣技見せてくれるわ」

(王虎、走り去っていく。配下たちも続く。画面が薄暗くなりテロップが出る)


戦いの炎も時とともにかすれ、群雄の叫びは、伝説の歌に残るのみである。




王虎「剣神王虎の戦いぶりは、まだまだこんなものではないぞ!」