『アスラ斬魔伝』において、ラストボス壊帝ユガは第二形態で女性体となりさまざまな技を繰り出してきますが、
これらの技名は、インドに伝わる地獄の名称から取られています。以下に解説。
技名 | 技の特徴 | 該当地獄の内容 |
タプタクンパ (灼熱の瓶) | 左手を槍に変化させて突き刺し、無数の刺を生やして攻撃する中段技。 | 妹を犯した者・使者として来た者を殺害した者が堕ちる地獄 |
サンダンシャ(釘抜き) | 左手の槍で突き刺し、右手も槍に変え連続突きした後地面に投げつける。中段技。 | 約束・誓約を破った嘘吐きが堕ちる地獄 |
ローダ(障害) | 空から雷を落とす中段技。ガード直後にSCSで反撃可能 | 堕胎した者・殺人を犯したり牛を殺した者が堕ちる地獄 |
ヴェーダカ(穿孔) | 指先からビームを発射する。 当たると強制吹っ飛び |
人や動物を殺すため矢を作った者が堕ちる地獄 |
ヴァファニジュヴァーラ(火炎) | 下段技。少し離れた地面から3回連続で火柱を発生させる。喰らうと地面に張り付いた状態になり、さらに追い討ちをかけられる。 | 狩猟で鹿を殺した者・羊飼いが堕ちる地獄 |
ヴィモーハナ(惑乱) | 雷のような結界を張り、触れた相手を結界で包んで吹き飛ばす。 | 人の財物を盗んだ者・規則違反をした者が堕ちる地獄 |
ラウラヴェ(恐怖) | 宙に浮かび、羽根を伸ばし第三形態に変身。ガード不能、かつ中断不可能。キャラはこの状態のユガに触れるとダウンするがダメージはなし。 3本目直後に出してくることもあり。 |
嘘をついた者・偽証した者が堕ちる地獄 |
(ローダ・タプタクンパ・サンダンシャは第三形態にも存在する) |
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アシパトラヴァナ(剣葉樹の森) | 宙に浮き、巨大な刀に変化させた腕を振り下ろす。 | 何の計画もなく森林を切り開いたり、木を切った者が堕ちる地獄 |
タプタローハ(灼熱の鉄) | 宙に浮き、腕を弓に変化させエネルギーの矢を降らせる。 | 妻に売春させた者・自分の信者を捨てた者・看守や博打打ちが堕ちる地獄 |
マハージュヴァーラ(大炎) | 周囲を取り巻く魔界の火柱を瞬時に噴き上げる下段技だが、実は発生は遅めで見切りやすい。 | 息子の妻または実の娘と交わった男が堕ちる地獄 |
プーヤヴァーハ (膿の流れ) | エネルギーを溜め、波動砲のように(笑)前方に発射する。 | 猫、鶏、犬、豚、山羊、鳥を育てた者や米と肉を混ぜて食べた者、暴力を振るった者が堕ちる地獄 |
ヴィシャサナ (殺人的) | 宙に浮き、刀に変化させた腕で十字斬りを喰らわせる。 | 戦争で人を殺すため槍・剣を作った者が堕ちる地獄 |
血の井戸(ルディラーンダ) | 秘奥義でガード不能。空中高く舞い上がり、巨大な光球を地面に着弾させて大爆発を起こす。当たれば体力ゲージ半分の威力だが、多くの飛び道具で相殺できる上、全キャラ出掛かりに前ダッシュで回避でき、かつ降りてきた無防備のユガに攻撃できる。 実は反撃に最適の技である。 |
放火犯・裏切り者・毒殺者・芸人・漁師・妻の売春で暮らす男が堕ちる地獄 |
参考文献『Truth In Fantasy 地獄』草野巧 新紀元文庫