*おことわり* この項目は、拙サイトで公開中の二次創作において名の登場する神々の解説です。
意図的に、マヤ・アステカの本来異なる神々や風習を混ぜ合わせています。
本ページにおける中南米文明・神話についての記述は
マヤ・アステカ文明の実際の神々の記述を下敷きとしていますが、
実在のものと異なる描写がある点をご了承ください。
5つの太陽〜マヤの世界の破滅の伝え〜
ケツァルクァトル | 村の守護神であり主神。名の意味は”羽ある蛇”。善と生育を司る存在であり、今現在の時代”風の太陽”の神でもある。羽ある蛇の体内から、武装した男の姿で出現する。 別名を「風の心」、または「光の風」という。 古来中国では、「水より出でし蛇」鳴蛇と呼ばれた。 |
エエカトル | 「エエカトル」は「風」を意味する。ケツァルクァトルの化身の一つとされる風の神。グリーンヘルでは、「風の神殿」で鳥神として崇められている。 古来、風を操る人をエエカトルと呼称したとの説もある。 |
ケツァルクァトル・トピルツィン | ケツァルクァトルの人間界における化身(とされる)。 伝説の戦士達の国・トゥーラを善政を持って治め、殺戮と生贄を禁じたが、魔神テスカトリポカの罠にはめられ国を後にする。 その後金星に姿を変えた、との言い伝えもある。 |
ケツァルペトラトル | ケツァルクァトル・トピルツィンの妹で、女神官であったとされる。兄をよく補佐したとされるが、詳細は伝えられていない。 |
フナブ・クー | 「顔もなく、姿も見えない知られざる神」。イツァムナー以前に存在した、マヤにおいて全ての根源とされる神。 |
イツァムナー | 別名「天の心」。マヤの宇宙神であり、創造神(ガブル)であるとされている。 |
イシュ・チェル | イツァムナーの妻たる女神であり、洪水を引き起こす不吉な存在だが、その一方で虹を司り、織物と女性の守護神でもある。 |
キニチ・アハウ | 太陽神。別名「火の心」。 月の女神の気を引くため、狩の獲物を偽装して笑いものになった微笑ましい(=男の悲哀)伝説を持つ。 |
イシュ・ウイネ | 月の女神。太陽神キニチ・アハウの妻。 ウサギを抱えて三日月に腰掛ける若い女の姿で表される。 |
トナティウ | テスカトリポカが唱えた”生贄を求める太陽”の呼び名。 突き出した舌は、生贄の心臓を抉る黒曜石のナイフである。 |
イシュタブ | 自殺の女神。 自殺者、殺害された者、出産で死亡した女性を天界へ導く。首吊り自殺をし、腐乱しかけた女の姿で表される。 |
ユム・シミル | 本名「アー・フチ」。その名をじかに呼ぶのは不吉であるため、”死の若君”の隠し名で呼ばれる、最下層の冥界を司る死神。 |
ユム・カァシュ | 「穀物の若君」。植物を司り、人間に恵みをもたらす神。殊に、マヤの主食であるトウモロコシの守り神とされることが多い。 |
コヨトリナワル | (準備中) |
トラロック | ”男の水”とされる、天から下る雨の神。戦士達の死後の楽園”トラロカン”を司る。 |
チャルチウィトリクエ | 水の女神。”女の水”とされる川・沼・海を司る。別名を「水の心」。原初の時代”水の太陽”を司った存在であり、時代の終わりに人々を魚に変え洪水より救ったとされる。 |
ウェウェテオトル | 「非常に年老いた神」の意味で火を司る。第二の太陽である”火の雨の太陽”の主。 |
テスカトリポカ | 闇・破壊・妖術・疫病を司る魔神。名の意味は”黒き鏡の主”。また”ジャガーの太陽”を司った存在であり、人々を殺し合わせ、その心臓を食い血を浴びることを無上の喜びとしている。「夜」「闇の風」「魔王」「冷気と氷の君」「永久(とこしえ)に若き者」など、数多くの異名を持つ。 |
ウィチロポチトリ | テスカトリポカの化身の一つで軍神。 ”シウクァトル”(炎の蛇)と呼ばれる、過剰殺戮兵器を操る。 |
シペ・トテク | テスカトリポカの化身の一つで春の神を名乗る。生命の息吹を与える代償に生贄を要求し、その皮を剥がして被った姿で表される。 |
オリン・トナティウ | テスカトリポカが、最大の敵ケツァルクァトルが司る”風の太陽”の時代に変わって作ろうとしている暗黒の時代。”動き(地震)の太陽”を意味する。魔界の門より魔物たちが現れ現世を侵食し、人々はテスカトリポカの与えた兵器により地上を焼き尽くして殺し合う、それが魔神の求める理想の世界である。 |
ボロンティクの扉 | (準備中) |
シワ・クァトル | 「毒蛇の女」の意味。夜毎大地を彷徨い、人に破滅をもたらす恐怖の女神。羅将神ミヅキの、マヤにおける呼び名でもある。 |
マァイ・カン | (準備中) |
ハゥレハゥレ山 | グリーンヘルの背後に位置する、あらゆる生態系が集合している”聖なる魔の住まう山”。 古来中国では、崑崙山と呼ばれていた。 |