または解説と言う名の言い訳。
クイズ100人に聞きました―(懐かしいナってか年がばれるわい)
炎邪と水邪が雲飛の弟子って、なんか後付けくさくない? 回答はどっち?(別な番組になった)
ささ格さんが以前零の家庭用について調査していたときの情報によると、十中八九後付け、零にゃなかった設定でしょーな。
なぜならCPU雲飛に二邪専用の台詞が用意されてないから。
大体コイツら武侠に見えねーし。それ以前にぜってー中国人じゃねーしw
しかしながら、
炎邪水邪のルーツを辿ると、実は彼ら中国に完全に無縁でもないのです。
なんでも、アスラ斬魔伝の製作者コメントによりますと、エンコードしてね!
炎邪火月は担当デザイナーの好みで、技に中国拳法が多数取り上げられているのだとか。
炎皇転身後の技名 エンコードしてね!その2
ざっと技の名前の一覧を見ると、確かに中国系らしいものがずらっと並んでいますな。
私にわかるのは、レバー斜め下Bの「河伯」が川の神だということくらいですが。
なんで炎皇転身で川の神なんだ。
一方水邪蒼月の水皇転身後の技名を見てみると、(エンコードしてね! その3)
水・波・龍が多く使われていて、特に中国を意識した節はないようです。
元々、火月と蒼月の刀「朱雀」と「青龍」も、中国の四神思想丸出しだしなぁ。
作られたのは多分日本なんでしょうけども。
で、炎邪火月と水邪蒼月を元に誕生した零の炎邪と水邪は、
唐の時代の武侠劉雲飛の弟子となることによって
炎邪火月の担当デザイナーの中国拳法好き→サムスピ零時代の世間での武侠ブームに乗っかってできた中国人キャラ
という中国リンクを完成させたわけですな!
意味わかんねー(結局投げっぱなしジャーマン)
おお、某にちゃんに武侠スレが立ってるよ。
さてここから先は、拙サイト二次創作についての雑文であり、
基本的にどうでもいい内容ではありますが興味がおありの方はどうぞ。
剣サムSS、実は話の順序が決まってたりするんですが
完成させない事にはそんなこと言っても意味がありません。
というわけでハイ、次の話題。
鳥獣GIGA剣サムSS(つーかサムスピSS全般)で最も肉付を……
つまり、管理人鷹覇臣が勝手なオリジナル設定をくっつけまくっているのが劉雲飛・及びその流派天仙遁甲周りですが。
勝手にお弟子さんたちの呼び名をつけさせてもらうにあたって、
当初は師父の雲飛にあやかり三国志の人物名から一字ずつ組み合わせようとか思っていました。
が、管理人にはとてもそんなセンスと根性がありませんでした(笑)
それでとった手段。
03年、サムライスピリッツ零稼動時期に、
中国代表サッカーチームのゴールキーパーが実際に「劉雲飛」だったことでちょっとした話題になった時期がありましテ。
劉は中国で最も多い姓ベスト5に入るらしいですし、(参照ページ)雲飛も全くない名前じゃないので実在してもおかしくはないんですが
結構面白かったですね。
で、このGKさんと同じチームメンバーから適当に拾い上げていったワケです。
(ちなみにこのGKの劉雲飛さんはその後、失踪事件を起こしクビになったんだとか。なんだかなー)
参照url:ワールドカップデータベースより 中国代表のページ(2002〜2004年まで)
水邪が孫継海なのは、名前に”海”=”水”が入っているため。
炎邪の肖戦波は、名前に”戦”の一文字が入っているため、らしいかなとか思いました。炎の字の入ってる選手さんがいれば
もっと良かったんでしょうが(^^;)
ちなみにネットで孫継海選手の顔写真を見た時「すんません〜神のネームに使わせてもらいました〜」と、
モニターに頭下げてるアホ一人。
蛇足。
弟弟子藍玉寧、妹弟子林斗那はTRPGキャラクター用のネーミング一覧表から拾ってきましたが、
藍の名字は藍童子こと中国の八仙人のひとり藍采和のものであり、八人のお弟子さん達のうち一人が女性なのも
八仙人の紅一点・何仙姑を意識した設定です。
(勿論実際には全員男性だったかもしれないし、そもそもその辺の設定は存在しないんですが)
八仙人について調べて初めて、ああなるほどこれが元ネタだったんですね京極先生!(『塗仏の宴』参照) って思いましたよw
で、図に乗って奥さんの名前もつけたるでぇ〜とか思ったものの難航。
とりあえず姓は孔明の妻を意識(笑
名前は中国語読みで音のいい綺麗ぽいのにしたいなどと思い、とりあえず華を持ってきて。
あとは映画「英雄(HERO)」のサントラ眺めて決定したわけですが、
先日検索していて、昔の武侠映画に実際にこの名前(雪華)の女優さんがいて驚きましたw まぁ実在してもおかしく(略)
EDに登場する雲飛の奥さんは白い服を身にまとい、これは日本流の”清純”のイメージだと思うんですが
白い服って中国じゃ喪服なんですよね。女性らしさを表すなら紅だとか^^;
が、武侠小説の中に主義として夫は黒い服・妻は白い服で合わせてコーディネイトしている武侠夫妻が出てくる話がありますので
(金庸の『侠客行』全3巻)、まぁそれと似たようなもんと考えれば……いいのかな?
じっちゃの奥さんの名前については、
サムライスピリッツ零したらば掲示板過去スレッドにて言及がありましたよ。
(以下抜粋)
293 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/26(日) 17:23
飛翔爺の名前「雲飛」より「飛雲」のほうがカッコイイと思うのですが
「飛雲」だとあの有名なおかっぱインチキ酔拳おやじとかぶっちゃう
294 名前: 名無し侍 投稿日: 2003/10/26(日) 18:41
ではぜひ「飛雪」で一つ……
しかし既出だが、見事に桃園三兄弟で名前作ってるなぁ。
千年前に死んだ奥さんの名前はスーリンだったりして。
【漢なら】雑談スレ【語れ】より スレッドの期間:03年10月より04年1月まで
うわぁーい見事に先を越されてた(笑
つまり、オリキャラ娘のネーミングの理由はそういうことです。三国志体験のルーツが「NHK人形劇三国志」世代ですから私はw
で、こっから先は拙サイトのオリキャラ及び、二次創作のオリキャラの是非について、管理人の思うところをだらだらと。
さらにどうでもいい話、良かったら読んでください。(byだいだ)
雲飛の娘、というアイデアは、昔ある所で見かけた「劉雲飛女性化イラスト・ロリバージョン」がきっかけでした。
雲飛を女性化したら”孫娘にしかならんだろ!”て意見が出ていて面白かったです。
おばあさんにするわきゃないからまさしくそのとーりっすね。
なんかいいよなぁコレ……で妄想のままキャラ付けしたのと、
まぁよくある願望かもしれませんが、贔屓キャラに幸せになってもらいたいわーというのが、
オリキャラ娘が誕生しちまった大本の背景ですね。
千年後の世界に島流しにあった天涯孤独の身である雲飛の慰めっていうかまぁ、
孤独って言葉の成り立ちは、「孤」は親のないこと、「独」は子のないことを指すそうで、だったら「独」の方を改善しちゃえっていうか。
公式設定に(今のトコ)記述がない以上は雲飛と奥さんに子供はいなかったのでしょうが、
自身と千年思い続けた奥さんの子、がもし雲飛にいたら宝物になるだろうな絶対っていうか。つまり、
雲飛は性格からいって子供がいたとしたら確実に親バカ、いや子煩悩な父親になりそうだな〜萌へ〜(俺だけな)
そんな妄想も形にしちゃいたいZE……というのも理由としては大きかったですが。
しかし、オリジナルキャラクターというのは諸刃の剣です。
結局登場させている私が言えた義理ではありませんが……。
完全に無から当人(または複数の所属する製作チームなど)のアイデアを練って作り上げた創作、
一次創作と言われることもあるオリジナル作品に対して
元ネタを個々解釈で描く二次創作は、言うならば共有幻想とでも言いましょうか。
ジャンルは様々ですがプロの作成した作品を元に、各自の想像力を駆使して”もしも”の展開などを紡ぎ出し、
それを手がかりに作品世界に新たな解釈や見方を加え、より豊かにしていく……
なんだか理想論くさいこと書きましたが、私は”基本は”そういうものだと思っています。
しかしここで陥りやすい罠というか、二次創作でよくある現象があります。
メアリー・スーですね。 wiki
要するに一言で言えば、自己投影が激しく自己満足のために描かれる二次創作オリジナルキャラクターのことです。
私も過去にはまった様々なジャンルで、それなりにメアリースーとおぼしきオリジナルキャラたちを見てきました。
で、拙サイトのSSに出てきちゃったオリジナルキャラ劉淑鈴の「メアリースーテスト」における現在の点数は18点です。
初めて試したときは28点くらいでした。ですが、
・生まれつき、他人にはない超常能力を持つこと(仙人という生まれのため)
・ありえない色の髪をしている事
(元来雲飛の女性化イラストが元ネタなのもありますが、あとひとつ理由があります。)
・既存キャラクター(劉雲飛)の、公式設定には存在しない娘であること
ここら辺がメアリースーの条件にはばっちり当てはまりますな。
ただ、メアリースーとされるオリジナルキャラクターが陥りやすい要素である
・既存キャラの出番を奪う
・既存キャラより強くなる
・既存キャラ間の関係を破壊する
・既存キャラの恋愛相手になる
早い話が、自キャラ(淑鈴)の引き立て役にサムスピの作品世界とキャラを使う事は徹底排除してあります。
とはいえそもそもオリキャラの是非というと……最近思うのですがやはり異物には違いないわけで、
違和感を覚えられたり、管理人の未熟さゆえに閲覧される方に不愉快な思いをさせてしまう可能性は大いにあります、
ってかそれはもう受け取り方もありますので仕方ないと開き直ります。
それでも、オリキャラ入れちゃってでもサムスピの物語として書きあげたい事があるので、
書き上げるまでは止める訳にはいかんとですよ。