※データはサムライスピリッツ完全ガイドブック（勁文社発行・初版平成9年7月10日）当時のものです。

	初めて担当キャラクターを見たときの印象を教えて下さい。
	担当キャラクターを演じてみての感想を教えて下さい。
	役作りで苦労されたことがありましたらお聞かせ下さい。
	「この部分は聞いて欲しい」という、特に気合いを入れた台詞はありますか？
	録音裏話や秘話などがありましたら教えて下さい。
	お気に入りキャラクターを担当キャラクター以外で教えて下さい。 また選ばれた理由もお聞かせ下さい。
	読者に一言メッセージをお願いします。

及川直紀（風間蒼月役）　　金田美穂（緋雨閑丸役）　　

小市慢太郎（ガルフォード役）　　小林清志（柳生十兵衛役）

　　（中島らも事務所所属）　担当キャラクター　風間蒼月

	なんて胸板の厚い奴だ。
	冷静にやればやる程、心は人一倍温かい。そのくせ絶対に表に出さない。かわいいあまのじゃくです。
	クールに叫び声をあげるのに苦労しました。元々熱い性格なので。
	弟の名を呼ぶ「火月〜！」に兄としての思いを込めました。
	ガルフォードの小市君の後に録ったのですが、引きずられて、最初「ガルフォード蒼月」になって苦労しました。
	緋雨閑丸。どうしてもこいつに勝てない。その上勝った後、「ごめんなさい」ときたもんだ。あやまるぐらいなら戦うな！
	蒼月の応援よろしくお願いします。また是非お会いしましょう。

　　担当キャラクター　緋雨閑丸

	「一目惚れ！」でした。私自身の少年の部分が呼び起こされたような、出会うべくして出会った、そんな運命を感じたんですよ。
	今までとは違った気持ちの入れ方で挑んだんですが…。仕事で演じるというよりは、私の中から生まれた感じ。感想は一言「気持ち良かった！！」
	キャラの筋書きを見て、自分の感じたままにやったので、多分「閑丸はそうじゃないよっ」って言われてもわからなかったかも…。 私の思うままにやって、それを受け入れてくれたスタッフに感謝しています。 いい雰囲気の中で自然に役作りが出来ていたんじゃないかナ…。
	「本気でいくよ！」ファンの方からは、キメゼリフがいいとよく言われるんですが、 まさに私が、その気持ちで挑んでいたので。セリフを言いながら自分に言いきかせていたかも…。
	一言ずつのセリフを何パターンかで録っていくんですが、だんだんハイになって、 思わず陰から陽になってしまって…。 「閑丸もっと陰のある少年なんで…」とチェックが入ったことがありました。
	ナコルル。基本的には、それぞれ個性的で好きです。ＣＤドラマで、ナコルルと閑丸の二人芝居があるんですが、それが気に入っているので。 対戦するときは「負けてもいいかナ」なんて思ってます。ハハ…。
	閑丸のボイスが女性だと聞いて、びっくりする方もいらっしゃるみたいで…。 でもやっぱり、閑丸は私の「片われ」なので、これからも大切にしていきたいと思います。 プレイし続けると、閑丸の中のさまざまな物語が見えてくる… そんな雰囲気を声で伝えられたら、と思っています。

　　（中島らも事務所所属）　担当キャラクター　ガルフォード

	若くエネルギッシュで、足が速そうと思った。あとハンサムね。
	元気で優しいヤツになったと思うよ。
	僕の地声というか、楽な音は結構低いので、声の高さに少し苦労したかな？
	人に優しい言葉をかけるというのは、すごく素敵なことですよね。そういうのはやっぱ好きです。
	今回、台本の上に動線が書いてあって…。「Ｒ、ＬＲＬ→Ｌ」とかいったやつ。 あれが最初わかんなくて、スタッフさんのために書いてあるもんだと思ってました。 録りますって時に教わって「えー！！」なんてことがありました。（わかんないか？）
	女の子のキャラクターはみんな好きだね。かわいくてＳＥＸＹで。
	ガルフォード、かわいがってやってね。

　（俳協所属）　担当キャラクター　柳生十兵衛

	今までいろいろと演じてくると、相性の善し悪しというものがあるのだが、このキャラクターは、 まず相性がいいなという印象だったな。
	柳生十兵衛に関してはイメージが固まっていてね。おなじみの、紙芝居みたいなものから映画、 小説、劇画からの印象だ。それに比べると、少々強すぎるかな。
	従って、苦労は今のところない。
	人を斬りすぎるきらいがあるが、それこそその気合いだな。
	特別になし。
	天草四郎かな。面白いキャラだね。夢幻的なところがいいね。
	ともかく楽しんでちょうだい。