聖闘士星矢・冥王ハーデス編〜天獣星スフィンクスのファラオ〜


もう名前からしてベタやん!


それはともかく、星矢における死後の世界・冥王ハーデスが統治する世界はこうなっています。

ホント入り口なんか神曲まんまや・・・。ちょっと見づらいですけど


これダンテの神曲の冥界やんけ!!!

そこに、これまでと比べればギリシャ神話モチーフが多い連中が絡んできます。

十二宮の黄金聖闘士には、そもそもギリシャ神話モチーフの奴なんかほぼいません

(中国の出の老師こと童虎とか混じってるし)あ、我が魚座の聖闘士はアフロディーテっていったなぁ。

男だけど。一言で言うとオスカルだけど。薔薇。

カール・ケレーニィの本によると、アフロディーテの男性形はアフロディートスっていうそうですよ。

ポセイドンの配下も、ギリシャ神話モチーフなのは人魚姫のテティスだけっぽい。

モロインド神話のクリシュナとか混ざってるし。

でも今回は、冥府の川の渡し守は定説どおりカロンだし(こいつのキャラクター、ハーデス編で一番好きなんす。

でも必殺技の名前が”ローリングオール”って直球すぎ(笑))


冥界の三巨頭と称する(ポツダム?)ミーノス・ラダマンテュス・アイアコスの冥界裁判官たちがいたり

戦ってばっかで裁判してないけど)、

冥界の奥には祝福の園・エリシオンがあって死の神タナトス(おこりんぼ)と眠りの神ヒュプトスがいたりと、わ

りと存分にギリシャ神話モチーフです。

捻りがなさすぎともいうかもですが(オマケ参照。ただ今準備中)


で、ここの第二獄(プリズン)
瞬、お疲れのご様子。アブシンベル神殿やないか

周囲にも、ヒエログリフ掘り込まれまくりの柱がゴロゴロしております。ここで星矢と瞬が対峙する相手が


おかっぱ・色黒のファラオちゃん。背後にハープを携帯捻りねえ〜。前垂れがすげぇ邪魔そうだ・・・・・・。

まずは、ハリポタですっかりおなじみの三つ頭の巨犬・ケルベロスをけしかけてきます。

定石パターンですが、エジプト全然関係ねぇ!(今更)

ケルベロスがあっさり脳震盪起こした後は必殺技の出番。

携帯している”魔琴”をかき鳴らします。星矢と瞬によると”重苦しく薄気味の悪い音色”とのこと。

エジプトネタご登場。彼の必殺技はバランス・オブ・カース。呪いの天秤といった意味でしょうか。つか

呪うのかよ
自分の名前ちゃうん・・・?

やっぱファラオさまは呪うものらしいです

ていうか、ファラオって自分の名前なんでしょ?言ってて恥ずかしくないか君?


でもここは、ファラオの唯一エジプトらしい所ですね。説明がめんどくさくなったので

このページを参照してください(手抜き)

これだけだと寂しいので、ファラオの持つ魔琴をちょっとエジプト的に考察してみます。



古代エジプトの携帯用ハープ。『古代エジプトの音楽』より抜粋。ポータブルハープの形態。
古代エジプトは、宗教的にも世俗的にも音楽の盛んな文明でした。

ハープは弓形・角型が存在していました。現在使用されているハープは”枠型”らしいです。

ファラオが所持している魔琴は、奏者が抱えて運べる大きさのポータブル・ハープ。

通常弦は4弦、最長の弦と最短の弦の比率は6対5、音域はかなり狭かったと推察されるそうです。

私は音楽に関しては完全に部外者なのでそのあたりのことはわかりませんが、

音域が限られているのなら、星矢と瞬が”重苦しい音色”と感じたのも無理からぬことかもしれませんね。

上のファラオのコマで見ると、4弦以上あるようにも見えますが。


このポータブルタイプのハープは古代エジプト・新王国時代男女の別なく広まりましたが、

あまりに狭い音域のため、100年ほどで廃れてしまったそうです。

(参照文献と図版・『古代エジプトの音楽』 リーサ・マニケ著 松本恵訳 株式会社弥呂久発行)


(画像は、集英社文庫『聖闘士星矢』13巻から使用させていただきました)


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