74話紹介 | 凍気を超えた灼熱の拳 |
聖闘士聖衣大系パッケージ | 凍気を超えた灼熱圏の使者 |
ソルジャーズソウル紹介文 | 灼熱と凍気を放つ忠義の闘士 |
聖闘士聖衣神話パッケージ | 愛ゆえの死闘 凍気を圧倒する灼熱拳!!(グレートアーデントプレッシャー) |
聖闘士聖衣神話ムック紹介文 | 灼熱と凍気を操る忠義の闘士 |
聖闘士聖衣神話EXパッケージ | 迸る愛憎の炎 凍気を超える灼熱の拳 |
守護星 | 北斗七星ベータ星メラク |
神闘衣 | 八本足の馬(北欧神話のオーディンの馬・スレイプニルがモデルと思われる) |
必殺技 | ユニバース・フリージング、グレート・アーデント・プレッシャー |
年齢 | 17〜19歳(推定) |
身長 | 180〜190cm(推定) |
家族構成 | 不明 |
その他関係者 | 北極星のヒルダ(主君) フレア(主君の妹、幼馴染にして憧れの相手) ドゥベのジークフリート(幼少から共に近衛兵として仕えた盟友) |
声優 | 島田敏 |
三番目に登場した神闘士。
ワルハラ宮でヒルダに仕えるメンバー(ジークフリート・ハーゲン・シド・アルベリッヒ)の一員で、ジークフリート同様近衛兵。
神闘士で唯一、酷寒の地の出身でありながら灼熱の拳を使いこなせるという特徴を持つ。
彼は幼い頃から、強くなるために独学でマグマ滾る洞窟で修業を重ね、凍気の拳と灼熱の拳を同時に会得した。
(神闘士は聖闘士との対象要素か、師について拳を学んだものが少ない・またはその描写がない。例外は養父にスパルタ教育で拳を叩き込まれたベネトナーシュのミーメくらいである)
その理由は近衛兵としてヒルダと、その妹で彼の幼馴染みにして憧れの対象でもあるフレアを護るためだったのだが
ニーベルンゲン・リングの変によりフレアはワルハラ宮に潜入したキグナスの聖闘士氷河と出奔、ハーゲンはフレアを誑かしたとして氷河を憎み戦いを仕掛ける。
ハーゲンの名は、アスガルド編(黄金の指輪編)の元ネタとスタッフに明言されたうちの一つ・ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』第三夜『神々の黄昏』に登場する
小人のアルベリッヒの息子である策士ハーゲン(奸計をめぐらし英雄ジークフリートを殺害する)に由来していると思われるが
神闘士たちの中でも最も"元ネタ"から遠い・ほぼ名前を借りたのみと言えるのがハーゲンではないだろうか。
純粋だが自分の世界以外を見ようともしなかったハーゲンは、ヒルダの異変によって自分の世界が根本から覆ってしまった事実を最後まで認識せず、
結果フレアを護るために磨いた拳をフレア当人に向け、挙句命を落としてしまった。
かつて星矢放送当時のアニメージュで神闘士を取り上げていた時、ハーゲンはミーメと合わせて"愛する人に裏切られ修羅と化した、しかし裏切りは誤解だった"
"自らの手で大切なものを打ち砕いた"と語られていたのだが
純粋さが救いにならなかった悲劇なのだろうか。
ヒルダの妹フレアと子供の頃から親しく、仕える身でありつつも慕ってきた。
子供時代と現在と数回に渡る回想シーンでは、2人の心温まるやりとりや楽し気に遊ぶ姿が描かれており
神闘士たちのインパクトある哀しい過去が印象に残るアスガルド編において、最もほのぼのとした親近感の持てる回想と言えるだろう。