74話紹介&聖闘士大系パッケージ | 北欧神話随一の勇者 |
ソルジャーズソウル紹介文 | 北欧神話髄一の勇者の名を継ぐ者 |
聖闘士聖衣神話パッケージ | 伝説の勇者 北欧最強の竜戦士 |
聖闘士聖衣神話ムック紹介文 | 天空に消えた最強の双頭竜 |
聖闘士聖衣神話EXパッケージ | 不死の伝説を体現する北欧随一の勇者 |
守護星 | 北斗七星アルファ星ドゥベ |
神闘衣 | 双頭竜(『ニーベルングの指環』の竜ファーフナーがモチーフか?) |
必殺技 | オーディン・ソード、ドラゴン・ブレーヴェスト・ブリザード |
年齢 | 19〜22歳(推定) |
身長 | 190〜195cm(推定) |
家族構成 | 不明 |
その他関係者 | 北極星のヒルダ(絶対の忠誠を誓う主君) メラクのハーゲン(幼少から共に近衛兵として仕えた盟友) メグレスのアルベリッヒ(成り上がり者と敵視される。ジークフリートの方もよく思ってはいないようだ) 伝説のジークフリート(同じ名と似た弱点を持つ) |
声優 | 神谷明 |
神闘士のリーダー格にして近衛隊の一員であり、北極星のヒルダの側近。
彼女に仕え常に守護する立場であり、最後に青銅聖闘士たちの前に立ち塞がる最強の神闘士でもある。
彼が倒れた直後に海皇ポセイドンの使者海魔女(セイレーン)のソレントが現れ、アニメ星矢においてTVオリジナルのアスガルド編と原作の十二宮編の次章ポセイドン編は正式に繋がり、
神闘士で唯一人、ヒルダがニーベルンゲンリングによってポセイドンに操られていたという事実を知ったジークフリートは
後を青銅聖闘士、中でも主人公であり自分に打ち勝った相手であるペガサス星矢に託しソレントを道連れに天空に消えるという感動的な最期を迎えた。
しかしソレントはこの後ポセイドン編でアンドロメダ瞬と闘う事情から実は死んでいなかった、となりジークフリートは別の意味で悲惨な事になっていたが。
アスガルド編のシリーズ構成担当であり脚本担当でもある小山高生氏が作成したメモによると、
初期設定のジークフリートは竜退治をしその血を浴びて不死身になったという伝説の勇者本人であり、ヒルダのニーベルンゲン・リングによって永久氷棺から復活するというものだったらしい。
その名残か、ドゥベのジークフリートの戦いでは竜を退治した伝説の勇者であるジークフリートがイメージシーンに登場し、
ドゥベのジークフリートはそれきっかけで弱点を暴かれるのだが
伝説のジークフリートと神闘士ドゥベのジークフリートがどういった関係なのか? については明確に描かれず、よくわからないことになっている。
ちなみに、竜を退治しその血を浴びて不死身になったジークフリート、とはドイツ伝説における姿であり(『ニーベルンゲンの歌』『不死身のジークフリート』など)
北欧伝説におけるジークフリート(シグルズ)は竜を退治しその心臓を食した(血を舐めた)ことで鳥の言葉が理解できるようになる。
ワーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』においては、ジークフリートは竜退治後に血を舐めて鳥の言葉を理解する北欧伝説の要素を受け継ぎ
ドイツ伝説における不死身の要素はブリュンヒルデが施した術の成果によるもの、となっている。
余談ながら、アスガルド編以前に『ニーベルングの指環』をモチーフとしていた漫画「あさりちゃんの英雄伝説」(室山まゆみ『あさりちゃん』第13巻・小学館てんとう虫コミックス収録)に登場するジークフリートは
竜退治により"血を浴びて不死身化""血を舐めて鳥の言葉を理解"双方の効果を手に入れているが、血を浴びなかった弱点を刺されて死亡の結末は同じである。
子供時代の回想がない数名の神闘士の一人だが(他はアルベリッヒとトールが該当する)、
寡黙ながらも、平和だった時に主君のヒルダや友人のハーゲンに厚い信頼を寄せられていた人物だったことが伺える。