ガルフォード



ガルフォード「感じるか、パピィ? またオレ達の出番だ!」



ガルフォード「進めば進むほど、悪のニオイを感じるぜ」

黒子「大丈夫、オーケー! 自分を信じてゴーです」

ガルフォード「NOT JUST NOR EVIL……不思議なヤツだな」




ガルフォード「いくぞ、パピィ。これが最後の戦いだ!」

(雷鳴が轟き岩山がいくつも隆起し、パレンケストーン・タンジルストーンの両秘石が現れ虚空へ吸い込まれていく。

秘石の消えていった正面に、額に梵字のある巨大な髑髏が現れる)


髑髏(=アンブロジァ?)「ラキキラ無理無理キキキッ!ンキキラッ、喰ってやろう!!!!!」


(髑髏が消え、ミヅキステージである祠が現れる。一つ目を持つ巨大な黒い球体が背後に鎮座)


ガルフォード「DON'T MAKE ME LAUGH! 正々堂々勝負だ!!」





(森の中のガルフォードとパピィ)

ガルフォード「やったぜ、パピィ」

(ガルフォード向きを変える)

ガルフォード「あれは……」

(倒れているナコルルの側に駆け寄るガルフォードとパピィ)

ガルフォード「ナコルル!」

(半身を起こすナコルル)

ナコルル「ガルフォードさん……」

ガルフォード「心配したよ……でも、無事でよかった」

ナコルル「ガルフォードさん……私」

(森が一面赤く染まる)

ナコルル「!」

(ナコルル、カムイムツベ前の姿勢でママハハにつかまる)

ガルフォード(手をのばして)「ナコルル!」

ナコルル「まだ終わってはいないの! 私が行かなくては……」

ガルフォード「SHIT! いけない!!」

(崖の先端に立つナコルル。離れた崖からガルフォードが呼びかける)

ガルフォード「ナコルル!」

(光に包まれるナコルル)

ガルフォード「NO! だめ、イケナイ!」

(光の球となり自然を浄化するナコルル)

ガルフォード(手を差し伸べて)「NO!!!」

(膝をついたガルフォードのバックにナコルルの一枚絵)

ナコルル「ガルフォードさん……ごめんなさい……でも、みんなを救うにはこうするしかなかったの。

だから……悲しまないで下さい」

ガルフォード「……分かったよ……」

(ガルフォード立ち上がる。パピィの三匹の子犬たち(ピピー、パパー、ピパー)が現れる)

ガルフォード「まだまだ世の中、悪いやつらが多すぎる。行くぜっ、パピィ!」

(跳躍するガルフォードとパピィたち)