斬紅郎無双剣キャラ別エンディング


覇王丸

ナコルル

リムルル

緋雨閑丸

首斬り破沙羅

花諷院骸羅

服部半蔵

ガルフォード

千両狂死郎

橘右京

牙神幻十郎


天草四郎時貞



覇王丸

宝暦13年 武蔵国に生まれる。

幼い頃より剣技を学び、

15歳にして無敵を誇っていたが、

四国の地で柳生十兵衛に破れる。

その出来事で己のおごりに気付き、

世界を回って修行すると言い残し、

家族と離別 一人旅に出る。

その後、旅先で出会った斬紅郎の

娘、詩織から「鬼」の話を聞き、

それを討つと約束。そして、

その「鬼」であった斬紅郎と対決。

これに勝利する。

詩織との約束を果たした覇王丸は

再び修羅の道を歩んでいった。





ナコルル

この自然が自分の物だと考える愚かな子供たちよ、心の瞳を開きなさい。

そしてご覧なさい。

わたしが授けたその恩恵を。わたしが与えたその歓喜を。

そして、

わたしもまた、大地に還るのです。

忘れてはいけません。

すべての有は無から生まれ、

すべての無は有に帰するのです。





リムルル

だまって出てきてしまって、

ごめんなさい。

私も、ねえさまの様に私の有るべき道を見つけました。

太陽と月が私を導いてくれます。

村を離れ、何度、満月を見たことでしょう。

ときどき寂しく感じますが

風の吹かない場所はありません。

ねえさまが側にいてくれるようで、不安はありません。

心配しないでください。

私は元気です。





緋雨閑丸

真っ赤な雨の中、

たたずむ閑丸………………

虚しさが心をよぎる。

確実に殺したはずの斬紅郎の死骸はそこにはなく、風景さえも違う……

周りの木々は無惨に切り倒され、

気が付くと斬紅郎の刀を持っていた。

「僕は……どうなったんだ?」

閑丸は気が付かない、斬ったのは

斬紅郎の心の「鬼」である事に。

記憶は戻らない………………

しかし、かすかに甦る何かがあった。



「僕は…………鬼…………なのか……」




首斬り破沙羅

……そして青年は闇を漂う。


光が見えぬのが幸いした。

もし見えていたなら

この血まみれの闇の中で

全ての溺死者がそうであるように

彼もまた

恐怖のあまり

波に逆らい

暗示にかかり

きっと自らの流れの中に

沈んでいっただろう。



そして彼は

側を流れる川の音だけを頼りに

あてどなく彷徨い始めた…………。




花諷院骸羅


死闘は終った。

花諷院 骸羅は鬼の亡骸を見おろしながら呟いた。

「断末の瞬間に己の中の敵を倒すとは………まさしく鬼だな。」


「俺の弔いが聞こえるかどうかわからんが、迷わず成仏してくれ。」



骸羅が去った後、斬紅郎の墓は「鬼塚」と呼ばれ、村に長く奉られる事となった。


その後、骸羅は花諷院に戻り、

自ら修業への道を歩み始めた。





服部半蔵

こうして半蔵は、

数々の村を全滅させ、民衆を恐怖に陥れた

「鬼」の討伐の命を完遂した。


「……村に死臭満ち 路傍に母を亡くした赤子の泣き声が響く……

いかな馴染みとはいえ、お主の狂行 許すわけにはいかぬ………………

……闇に滅せよ……………………」

半蔵の姿は闇に消え、斬紅郎の屍だけが虚しく雨に打たれていた。




ガルフォード

"I AM GALFORD!

(俺の名はガルフォード!)

IN TRAINING AT HOME

(今、故郷で修行中だ。)

YEAR,THAT DEMON WAS

(あの鬼は強かったが、)

REAL TOUGH,BUT HIS SOUL WEAK.

(力だけで心は弱かった。)

WITHOUT JUSTICE,YOU'RE ZERO.

(やはり、正義の心がないと駄目だ!)

TO RESIST EVIL,

(俺は、あいつのようにならない為に)

TRAINING IS THE TICKET!

(もっと修行して強くなる!)

A STRONG SOUL IS THE JUST ONE.

(心の強さこそ正義だ!)

RIGHT POPPY?"

(いくぜ、パピィ!)

"WOOF!"

(ワン!)





千両狂死郎

舞は終った。

斬紅郎の亡骸を見下ろしながら、

狂死郎は今までになく興奮していた

「今こそ、……今こそ世の民草に

我が舞、披露してくれようぞ!」

しばらく後、江戸の町ににぎやかな

お囃子が響いていた。

登り旗には「狂死郎 漢一代記」

と書いてあり、そこにはもう3日も

舞続ける狂死郎の姿があった。

最初は物珍しく見ていた客もしだいに足が離れ、

楽師も次々と倒れて

ついには狂死郎1人となった。

半年後、狂死郎の舞は終わった。

その生涯は、まさに「狂死郎」の名に恥じぬものであった。





橘右京

右京18歳

この世は あはれも何も無かりけり

ただ行き過ぎる 跡無しの夢


  20歳

君知りて 淀める川の澄みはつる

水面に写る 初色の花


 25歳

禍津神 緑の髪の麗しき

夏ひの暮れも 古物語


……………………

我逝かん 倒るる野辺の花褥

君に背を向く六道の辻





牙神幻十郎

牙神幻十郎

宝暦10年 山城に生まれる。

他人を殺す事を生業とする牙神は、

今回の仕事、斬紅郎の抹殺を終えた。

「フッ、これが鬼だと……笑わせる。

この程度ならまだお前の方が斬り甲斐がありそうだ。なぁ覇王丸」

その後、巨額の報酬を受け取り、

牙神はふらりと何処かへ去っていく。

「……つまらん世の中だ、

お前は今、何処で何をしている。

まあいい、お前とは何れ出会うはず。

楽しみにしているぞ、覇王丸。

そしてその時こそ……殺す。」





天草四郎時貞

さあ 民どもよ

新たなる世界の創造者をあがめよ

地獄という名の快楽の中で

欲望のままにその身をゆだねよ

そして我に生涯の服従を誓え


清らかなる白き者どもよ

我の掌の中で黒き闇に染めてやろう

すべての感情を剥き出し

思いのままに行動を行え


そして我に永遠なる忠誠を盟約せよ