豪華対談、侍魂(サムライスピリッツ)三人衆!!



黒子「こんにちは。今日はサムライスピリッツの主人公3人に集まっていただきました。」

覇王丸「フンッ! 対談などより、今この場で拙者と勝負しようではないか!」

右京「まあまあ、そう血走るな。お主はどうしてそう闘いたがるのだ?」

覇王丸「ええい、うるさい!! 闘いだけが拙者の全てでござる!」

十兵衛「お主、まだまだ若いのう。そんなに気が短くては、勝てはせぬぞ。」

黒子「ところで、覇王丸さん。あなたのその刀は、なぜ”河豚毒”と言うのですか?」

覇王丸「おう、よくぞ聞いてくれた。これは、企画段階から決まっていたのだ。

いかにも斬られたらヤバそうな所が良いだろう。」

右京「やれやれ。まったくお主には風流心が欠けておるな。

”河豚毒”などと何と無粋な…。」

覇王丸「だまれ! 惚れたおなごに贈る花を探して旅するような軟弱な奴に何がわかるか!!」

右京「よせよせ。自分がモテないからってひがむでないぞ、覇王丸。

お主だって本当はナコルルが好きなのではないか?」

覇王丸「な、な、な、何を言うか、この軟弱侍! たたっ斬ってくれるわ。くらえ、こげつざーん!」

十兵衛「やめぬか、覇王丸!お主は本当に血の気の多い奴じゃな。」

覇王丸「邪魔するな。十兵衛、拙者はおぬしの秘密を知っているぞ。

柳生十兵衛は二刀流だったかなぁ? あん、どうなのだ!二刀流は宮本武蔵ではないのか。」

十兵衛「うっ! ……あ、あんな所でシャルロット嬢が鎧を脱いでおるぞ!」

覇王丸と右京「えっ! ど、どこ。どこで脱いでるのシャルロットちゃん!?」

十兵衛「フンッ。かかったな、はっそうはっぱーー!」

覇王丸と右京「ぐあっ! む、む、無念でござるー……(バタッ)」

十兵衛「フーッ。峰打ちじゃ、安心せい。」

十兵衛に比べると、まだまだ修行が足りぬ覇王丸と右京であった……



※ページの下部に、白井影二さんによるナコルル・シャルロットの「やれやれ」な様子のイラスト、

及び黒子たちのイラストが入っています。

ゲーメストムック・サムライスピリッツ画集『剣魂』P361に収録されています


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