十月、ナコルルさんとレラさんの誕生月じゃなかったですか。
自分なりの記念に考えていた企画がエッセーと言う名のいつもどおりの雑文で
歴代ナコさんについてちょっと書いてみよう!だったのですが、
誕生日思い切り勘違いしてましたOTL
そんなわけで今更感漂う新コーナー第一弾はナコルルさんです。
ナコルルさんは、大雑把に言って初代〜真の第一形態(既にここで大分変化してますが)、
斬紅郎無双剣・天草降臨の第二形態、ポリゴン三部作の第三形態、以後の第四形態、
一応そんな感じに分かれると思います。その辺りを見ていきましょう。
【第一期ナコルル】
その壱・初代
実は、初代サムスピ時代自分はゲームを殆ど触っていなかったんですね。
当時はぷよぷよが自分内ブームでした。初代サムスピはいきつけのゲーセンでインストカードを覗いてみて、
(へ〜いろんなキャラがいるなぁ、なんか悪役レスラーみたいなのもいるよ?)と思ったのが最初の邂逅。
ちなみにアースクエイクのことです。<悪役レスラー
ナコルルについては、当時は一世を風靡した人気でしたけれどもそう当時は、(涙)
実を言うと特にこれといって思うところがなくて。
じっくりナコルルを見たのはある別ジャンル同人誌の奥付。確か不知火舞とキャミィと一緒でした。
(へ〜。ロングの日本風だぁ。きっとおしとやかかつ凛とした女の子なんだろうなぁ。)
その後、実際にサムスピをプレイしてみて。
「大自然のお仕置きよっ!」
これで私のイメージはあっけなく崩れ去ったわけですよ。
ナコルルに関しては、今更ですが初代と真では相当キャラが変わっているので
どっちが好みかで賛否両論分かれると思うんですが、
私は真のナコルルの方がどちらかと言えば好みです。
初代のナコさんが嫌いなわけじゃないんですけどね。
今でも昔の同人誌なんかで元気ナコさんを見ると、懐かしい気持ちが溢れてきてすごく癒されますよ・・・・・・。
その弐・真サム
真サムライスピリッツのナコルルさんはまず、衣装が長くなって前作の活動的な雰囲気が一転。
声優さんは同じでも声の調子が大分変わって、
やる気なさげとか脱力系とか虚弱とかいった声があがっていました。
台詞の雰囲気も、代表をあげると勝ち台詞の「大自然のお仕置きよ!」→「大自然のお仕置きです。」
・・・・・・確かに完全な別人です。
そしてエンディングでの彼女は、自らの命と引き換えに魔に汚染された自然を救い、
”風となって皆を見守る”という悲劇的な終末を迎えました。
この後をリムルルが引き継ぐ、筈だったんですけどねぇ。
私個人はこのやたらに儚いイメージの聖少女化されたナコルルは、歴代で一番受け入れやすいです。
ゲーム中では技の硬直はやたらに長いしリーチは短いし決め手には欠けるし気絶しやすいし、
とダントツでダイヤグラムの底辺でしたが、
その実威力の高い技や使える技を何気にかなり持っていたりして、やりこみ甲斐のある面白いキャラでした。
【第二期ナコルル】
その参・斬サム
前作真サムできっぱり死亡したはずのナコルルでしたがあっさり復活。多分大人の事情。言うまでもなく。
イラストが、リムルルのプレイヤーキャラ昇格に伴ってかフケお姉さんぽいイメージに。
お馴染み修羅と羅刹の登場で、以後ナコルルはママハハ派とシクルゥ派に分かれることに。
ゲームキャラとしては、技のことごとくが相当な高性能で一気に強キャラの座に踊り出ました。
しかし、バックダッシュがみょ〜に鈍かったような気がしたのは私だけでしょうか。
別にそんなに影響はなかったにせよ。
斬のエンディングは全体的にあっさりというか淡白な傾向がありましたが、ナコルルさんは下記。
ネタバレすみません。10年経ってるけど。
この自然が自分の物だと考える愚かな子供たちよ、心の瞳を開きなさい。
そしてご覧なさい。
わたしが授けたその恩恵を。わたしが与えたその歓喜を。
そして、
わたしもまた、大地に還るのです。
忘れてはいけません。
すべての有は無から生まれ、
すべての無は有に帰するのです。
率直な感想いきます。・・・・・・何様ですか。
ナコルル様ですかそーですか。
こちらで書いてるリムルルエンド同様、前作である真サムのエンディングを何気に引き継いでいると思われます。
すなわち、ナコルルのおかげで世界は救われ、そしてナコルルは”大地に還った”と。
ある意味、歴代で一番”巫女らしいナコルル”と言えるかもしれませんが、
それにしても何だかなぁという思いを禁じえません。
その四・天サム
今作からドットの使いまわしが始まりました(笑)と言っても、零ではアイヌ3人衆はきちんと新規だったそーですが。
イメージとしては、真と斬の中間くらいでしょうか。
ゲームキャラとしては、修羅ナコはバグキャラと一部で言われるほどのインチキ性能(アンヌムツベ強制停止を
行きつけのゲーセンで見たことはなかったですが)、羅刹は狼に乗ってからのジャンプ大斬りがガード不能など、
強キャラ(厨キャラ)使うならナコルルだ!ってな感じだったでしょうか。
一度、修羅閑丸プレイ時修羅ナコに乱入され、いきなり武器捨て挑発されて素手でボコされた
嫌な思い出があるんですが、
そういう人が零でも(以下スペシャルや剣)ナコルルさんを使ってたとしたら
神として崇め倒してやりたいと思います。
まあサムスピ自体やってない可能性も高いですね。
正直、上記のような点から天草のナコルルにあまりいいイメージがないのですが、
さらに”萎えた”のはエンディング。
羅刹勝利ポーズとエンディングで面違いすぎというのは昔も書いたんでおいといてと。
ここでのナコルルはやはり真への繋ぎとなるからなのかなんなのか、
傷ついた自然に対し「今、治してあげるね。」とか言ってました確か。
巫女とかそういう問題じゃなくて、既に人間じゃなくなってるような気がするのですが。
私自身は、ナコルルって戦士で巫女というある種特別な存在であっても、女の子なんだと。
一人の人間の女の子なんだと。
妖精とか女神とか、そんな神格化される別次元の存在なんかじゃないんだと。
そう頑なに思ってるものですから、真サムで開発者の意図により神格化されたナコルルをさらに発展させて、
遠い所に行ってしまった斬・天のナコルルには非常に虚しいものを感じてたりします。
【第三期ナコルル】
その伍・ポリサム
真サムの後の話ってことで、ナコルルさんは正式に生き返りました。
やたら辛そうな表情と共に。
戦いは何も生みません、といった勝ち台詞が「それ格闘ゲームキャラとしてのあなたを否定してます」
とゆーつっこみどころを生んでてなんだかな、な感じ。
ゲーム中での音声台詞に「この〜お!」というのがあったんですが、
必死に闘ってるということなんだろうけど、清純派というにはどうかと思ったりしてました。
その六・アスラ
ガルナコは好きなんで復活バンザイ。
その七・新章
20年後の話で、年をとらない為に妖精さんになりました。
しかも自分から精霊になったんだそうですよ。タムタムや雲飛より人外度上回ってますな。もう言葉もでません。
ヲレが夜血や灰人や刀馬なら、得体の知れない妖精のいうことなんぞシカトして先行くんだけどなぁ。
そもそも光の巫女なんか助ける義理ないし(を
【第四期ナコルル】
その八・ナコりもの
まぁこれはこれで可愛いと思うんですけど、クリアしてないから大して言及できません。
つーか放置して1年経ってるよ。
その九・零サム〜スペシャル
一気に影が薄くなったと言われるナコルルさん。キャラ性能も微妙。いやそこが使ってていいんですけど。
やられ声をもう少しなんとかしてもらえなかったもんかと。
その十・剣サム
歴代で初めて生駒治美さん以外の方によるナコルルですが、
個人的には清楚で凛としたところもあって、すごく気に入っています。
復活した紫ナコルルさんとのイメージの兼ね合いなんでしょうね。
キャラとしての注目度は某冥土さんの影にすっかり(略)
最後の辺は相当駆け足になっちゃいましたが、まぁ私のナコルル観はこんな感じです。