年齢が確定なのは、設定書・それを元にしたアニメ誌紹介などで１０年前に１０歳であったと明記されているため。

アスガルドで一二を争う名門貴族の御曹司で、神闘士でワルハラ宮にてヒルダに仕えるメンバー（ジークフリート・ハーゲン・シド・アルベリッヒ）の一人。

神闘士側の斥候・宣戦布告役として聖域で牡牛座（タウラス）のアルデバランに襲い掛かり（つまり原作ポセイドン編序盤でのソレントの役割を奪い（笑））、

アテナ・城戸沙織の命も奪おうとして青銅聖闘士たちと一戦交える。

実は神闘士では数少ない凍結拳（バイキングタイガークロウ）の使い手である（後はハーゲンのみ）。

ちなみにシド（及び兄弟のバド）は北欧神話由来でも『ニーベルングの指環』元ネタでもなく、北欧によくある名前というわけでもなく、纏う神闘衣も神話とも北欧とも所縁がないが、

そんなことは関係なく神闘士でも人気のキャラクターである。

（神闘衣のモチーフでもあるサーベルタイガーは当時氷河期のイメージが強かったため選ばれたのだろうか？）

１０歳の時、両親と遠乗り中におそらくそうと知らずに生き別れの双子の兄バドと出会う。

バドが狩ろうとしたウサギを自分の短剣を与えて助けるという、色々な意味で育ちの良い所を見せる。

両親との仲は普通に良好のようである。

ちなみにシドは唯一、自分自身で回想シーンを披露していない神闘士である。