その1.
実はうっきょんこと橘右京氏は、原案段階で牙やんこと牙神幻十郎氏だったことがあったみたいです。
初期設定画より。
これがこのまま、真サムに流用されて幻十郎に使われた可能性もある、ってことで。
その2.
こちらは、ナコルルの初期原案(没案)の一つです。
(勝手に)名付けて! ”メノコマキリ二刀流”。
自分、斬紅(or天草?)時代のリムルルについて、これと似た妄想したことありまして。
リムルルが、真の後チチウシとハハクル両方持って戦う、っての。
元ネタは「るろうに剣心」四ノ森蒼紫の”小太刀二刀流”ね。
ひそかに? グラマラスを強調してる面もあって、なんつぅか女性キャラはイコールお色気も担当という
当時の格闘ゲームの一般的セオリー(?)に沿ってる感じがしますね。
この他の没案にも、北海道に住んでてそんなに胸開けないだろー?っていう、
無理ありありなスタイルが見られました。
それを考えると、まるっきりお色気で勝負しなかった春麗ってエライな(ぼそっ)
ともかくとして、私としてはこの没ナコルルがその後巡り巡って、
レラの中にイメージを残したのかもしれない、そんな気がしてマス。
こっちの出典はわからないんですが(^^;)上の2つはサムスピCDドラマのブックレットをスキャン
ここでの源・レラナコルル(勝手に仮名)は”エジプシャンな感じ”と書かれてます。
エジプト好きとしてはほうっておけないこの一文。(笑)
マタンプシの模様がウジャトの目(=ホルス神の目)ってことかいな?
「タウイ(エジプトの古名の一つ)の戦士は私のみ。入り来るなら死あるのみ!」って感じか。
そんなら連れてる鷹の名前はとーぜんホルスってことで。(誰か止めよう)
さらにこっちの初期案。
イメージ的にリムルルです。
アイヌ姉妹の源流は、こうして初代から繋がってたんですねー、という結論です。m(_ _)m
続いて、設定的に元ネタとまでは言わないまでも、かなり似てる面のあるキャラクターを紹介しましょう。
別名こじつけとも言ふ。
色
ポリゴン侍魂で登場した、初のお色気系で綾波レイでもある色。
かつて魔界の中心にあり、羅将神ミヅキも引き抜くことが出来なかった(が、壊帝ユガは抜けたということで
ユガはミヅキより凄いんだぞーと開発は言いたかったらしいが、実際ゲーム中じゃ真時代のミヅキに比べようもないくらい
弱かった、つーか倒しやすかったんだし)と言うアーサー王の剣の伝説丸パクリの
(これは有名な聖剣エクスカリバーとは確か別物。所によってはほとんど同一視されてる場合もあるみたいですが)
由来を持つ対の剣・陰魔輪、陽神輪を操る女性剣士です。
彼女は”半陰の女”と呼ばれる存在であり、生まれた時から刺青のような蛇の模様を背中に持っていました。
ごく普通に、故郷の村で家族(両親と兄)と過ごしていた幼い色でしたが、
己が野望の為に半陰の女を欲した魔界の者・壊帝ユガは色の村に魔の炎を放ち、
村人もろとも彼女の家族を焼殺し、色を手中に収めると彼女から心を抜き取り、己の”人形”として操ったのです。
そんな悲劇の星の下に生まれてしまった、これが色さんの基本設定。
彼女・色さんはある意味でサムスピに新風を吹き込んだキャラクターであり、
それなりに人気も高く、また黒歴史にされがちなポリゴン侍魂の中ではその枠を抜け出し、
SNKvsCAPCOMCHAOS(だっけな?)や、2005年現在開発中のネオジオコロシアムで、
2度にわたり2Dプレイヤーキャラとしてのデビューを果たした、そんな幸運なキャラクターでもあります。が。
色さんの一番の特徴と言えば、元々はかなりの合成キャラ・・・というか、寄せ集めキャラの一面があったこと。
言うまでもないことですが、というかこのサイトではここで書いてますが、
色さんのキャラ造形の大本になったのは、まず(誰がどっからどう見ても)綾波レイ。
管理人が昔聞いた話では、開発スタッフによるとそれ以外に『無限の住人』のイメージも入っているとのこと。
すると、おそらくは綾波+槇絵さん(初期に登場した女性剣士)じゃないかなぁ。
槇絵さん
その他、色の武器である一対の剣・陰魔輪と陽神輪のデザインにも『無限の住人』が見え隠れしてると
個人的には思います。
参照リンク 1 2
つまり、「むげじゅー」(どういう略じゃ)の主人公・卍さんの持つ剣が元ネタなんじゃないかと。
さらに、これも個人的に思ってるだけなんですが、先に書いた色の生い立ち。
昔々の某アニメで、ほとんど同じ生い立ちを持ってる女性キャラがいました。
彼女
Googleイメージ検索
だってさぁ〜、この人もラスボスにかどわかされて心を封印されて家族と村を焼かれてるし、
バッチリ二刀流だし。
別に旧SNKスタッフがパクったとか言うつもりはないけど(綾波たぁ違って)、似てはいるよねと思った次第です。
続いて。
劉雲飛
零の新キャラの一人で、ここの管理人が今更ながらかなり入れ込みだした(前から好きだったんだけど何故か近頃とみに)
中国の武侠のお爺ちゃん。
この人も色さん同様、とある漫画でシチュエーションがかなりかぶってるキャラがいたりします。
では比較の為に簡単に。
劉雲飛の過去:天仙遁甲を極めた武侠であった雲飛は、魔界のもの・闇キ皇にとり憑かれ、最愛の妻を殺める。
そして闇キ皇に操られるまま、長安の町を焼き多くの人を殺め、敬愛すべき師をもまた、死闘の果て殺める。
それから八人の弟子たちによって封印される。償いきれぬ罪を犯してしまったことを千年悔い続けた雲飛は、
闇キ皇の復活により目覚め、償いと後始末のため最期の戦いに赴く。
で、似てるよなと管理人が思う漫画のキャラは、柴田昌弘『紅い牙7 ブルーソネット』(白泉社)の主人公・
ランこと小松崎蘭。これまたかなり昔の漫画。以下、ちょっと長くなります。すみません。
ラン(小松崎蘭):遺伝子操作実験により、太古の時代現生人類に滅ぼされた”古代超人類”の血を持って生まれた超能力少女。
生後間もなく両親が死亡、しばらく狼に育てられた狼少女でもある(^^;)
古代超人類の血により凄まじい超能力を発揮できるが、
その度に超人類の怨念も強くなり、じわじわとランを支配下に置いて行く。
また、その超能力ゆえ世界制覇を目論む軍事企業集合体・タロン(TARON)により幾度も狙われ、
その度に様々な人たちが傷ついていった。
ランは最終的に、古代超人類の怨念の復活を望むタロンの重幹部・サグの陰謀により
大切な人たち(義理の弟ワタル、協力者の作家桐生仁、エスパー仲間ユリ)を無残に焼殺され、
その悲しみを契機についに超人類の怨念に支配されてしまう。
禍を振りまく存在と化したランは凄まじい超能力で阿蘇山周辺と熊本市を壊滅させ、
混乱の最中昔の恋人バード(鳥飼雄一)を失ってしまう。(彼女のライバル的存在ソネットと心中しました)
ランを目覚めさせたのは、親友・榛原奈留(はいばら なる)の命に代えた叫びだった。
大切な人たちをほぼ全て失い、「取り返しのつかない罪を」犯してしまった彼女は、
世界制覇を目論む軍事企業複合体タロンの魔手から「世界を解放する
それだけが私に出来る唯一の償い・・・」と、生き残った親しい人たちと別れただ一人旅出つ。
以下、管理人の独り言です↓
・・・今にして振り返ってみるとこのラスト、ホンットに救いがないなぁ。
てか、タロンの重幹部サグは古代超人類の血を引く者らしいんだが
(一人昔のロボットアニメの敵役みたいなルックスだったし)、
超人類の怨念を復活させ人類を全滅させて、こいつに一体どんなメリットがあったんだか、
考えてみるとさっぱりわからんぞ。
で、紅い牙シリーズ自体もこの後ランがアメリカに渡り、
人間の脳を使って天才児を量産する金持ちの陰謀を潰した短編以降、描かれてないんじゃないですか?
続編出るの? 最後の短編(紅い牙8)の意味というか位置付けも、なんだかようわからんまんまやし。
いつもいつも、知らない方にはさっぱりな話をうだうだとすみません。
では最後に閉めの小話をば。
CHAOSで2Dデビューを果たし(でも3D時代の方がイラストは美人だった・・・)、今回ネオコロでも出演する色さん。
そろそろ本道(サムスピシリーズ)の方でデビューしてくれないもんでしょうか?(^^;)
閑丸やタムやじっちゃんで、色たんと戦ってみたいっ!(しずはネオポケで戦えたな。やってないが)
ってのが、ここの管理人のひそかな望みの一つだったりします。
2005年1月現在、さっぱり音沙汰のない最新作「サムライスピリッツAW(仮)」とかでさぁ。
⇒(しかし、これはあくまで同人誌・掲示板での噂に過ぎないんですけど、消されるキャラがいるとか、
キャラクター総入れ替えもあるらしい(キャラを大胆に変えるってそーゆー意味かぁ!?)
とかあって、かなり不安な気持ちだったりします。
キャラ総入れ替えもまぁ、一つの手ではあるでしょうが(既存キャラがいい加減煮詰まってるというのはあるでしょうしねぇ・・・)
親しんだキャラたちが(また)いなくなるのは寂しいですよ・・・。)
中でも特に雲飛で色と戦いたい。思うに、じっちゃんでサムスピ初出と思われている空中(飛び回り)殺法、
真の先駆者は色じゃないかと思うんで。<ジャンプ移動技・空華 阿と吽
まぁ、あれは空中殺法と言わんかもしれませんが、
その後アスラ斬魔伝での羅刹色の蒼空神(ヴァルナ。宙に浮ける技。あまり使えんけど専用技とかあり)とか、
新章の乱鳳(と眠兎。こいつらもおそらくは風を利用して飛んでます)とか、
あの辺は確実に雲飛に繋がってるようにも思います。
つーか本音は、
じっちゃんにアラーハーバードかけてみたい。
通称●●追い討ち
いや、上様だったら確実に大喜びだよなと思うけど。
これにて(管理人)逃亡〜。
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