花諷院和狆 物語りまとめ



※初登場作はこの色

※続投作品はこの色

無色は出場していない作品

歴代公式プロフィール


リリース順 作品全体の物語 時系列 キャラクター別物語
サムライスピリッツ(初代)  暗黒神アンブロジァによって復活した天草四郎時貞の怨霊が引き起こした異変を鎮めるべく、十二人の剣士が島原へ向かう。 サムライスピリッツ零  花諷院骸羅のエンディングでハゲ軍団(王虎・ズィーガー・不知火幻庵・アースクエイク)たちと共に骸羅を丸ハゲにしてしまう。
 「出番があるだけ幸せと思え!」という台詞を言わされているところからして、初代の二年前・つまりは真の三年前という設定は失念されているのでは……。
真サムライスピリッツ  アンブロジァに仕える魔界の巫女・羅将神ミヅキが甦った。十五人の剣士たちが、ミヅキの本拠地恐山へと向かう。 天下一剣客伝  教え子である骸羅を諭し、御前試合では覇王丸と戦う。エンディングでは低級な魔物たちを封じて後、骸羅の策で呼び出された覇王丸・幻十郎・黒子らに御前試合優勝を祝われる。
 その後骸羅を育て上げた和狆は、枯華院でたまに旧知の者たちの訪問を受けながら穏やかに過ごしている。
斬紅郎無双剣  「鬼」と呼ばれる無情にして強力の剣士・壬生月斬紅郎を斃すため、十二人の剣士が立ち上がる。 サムライスピリッツ(初代) 登場なし
天草降臨  天草四郎時貞が光(善)と闇(悪)に分裂し、闇の天草は島原に魔城を建立。十七人の剣士たちが島原へと向かう。 斬紅郎無双剣  全キャラのエンディングの背景を飾るイラスト(墨絵)は和狆の筆になるものである(署名あり)。
 またアレンジCDライナーノートに収録されている公式小説にも出演している。
侍魂(64)  人形師に身をやつす魔界のもの・壊帝ユガが復活。十一人の剣士たちがユガの元へと向かう。 天草降臨  骸羅のエンディングに登場。鬼(壬無月斬紅郎)を祓った(成仏させた)骸羅を褒めるが、首斬り破沙羅については忘れていたことを叱責し喧嘩になる。
アスラ斬魔伝  ユガの敵対者である魔界のものアスラが地上へ現われる。壊帝も再生し、十三人の剣士たちはユガを葬るため立ち上がる。 真サムライスピリッツ  覇王丸と牙神幻十郎の剣術の師匠であり、このゲームのボスである羅将神ミヅキと因縁を持つのが和狆である。若き日は黒子を相棒に魔物退治をする剣客だったが、ミヅキに対する唯一の敗北を機に僧侶となる。
 ミヅキの復活を知り腰を上げた和狆は、エンディングでミヅキを倒して後現世に迷い出た魔物を封印するが、くしゃみで封じた壺を落として割ってしまい最初からやり直す羽目になる。
甦りし蒼紅の刃  二十年後。江戸近海の小島に存在する「離天京」を支配する覇業三刃衆を倒すべく、様々な立場の剣士たちが三刃衆の居城「天幻城」へと向かう。 侍魂(64) 登場なし
サムライスピリッツ零  初代の二年前。幕府に反旗を翻した武将・兇國日輪守我旺は魔界のもの”闇キ皇”にとり憑かれた。引き起こされる異変を鎮めるべく、二十四人の剣士たちが戦の場・黄泉ヶ原へと向かう。 アスラ斬魔伝  色のエンディングで、彼女より生まれたばかりの娘・命(みこと)を預かる。その後命を枯華院で養育することとなる。
参照
 なお、和狆はアスラ斬魔伝時代に起こった出来事を二冊の回想録(『阿須羅斬魔伝』『乙亥回顧談』)としてまとめている。
天下一剣客伝  本編の時間軸とは関係しないパラレルストーリーであり、エンディングは基本的に登場キャラクターの望みを叶えたものとなっている。
 枠組みとしては、零の主人公徳川慶寅が主催する御前試合に四十一人の剣客たちが集うとなっている。
サムライスピリッツ閃  登場しないが、閃のステージに枯華院前の石段が存在する。真サムを意識したものか。
サムライスピリッツ閃  アスラ斬魔伝の結末の幾つかを無効にした翌年の出来事。
 レスフィーア王国出身の軍人ゴルバが、祖国の再建のため日本は天降藩の鈴姫と前国王の形見のバスタードソードを狙って日本に刺客を差し向ける。ゴルバの陰謀に巻き込まれた剣士たちは彼の居城を目指す。
甦りし蒼紅の刃  覇王丸のエンディングで、覇王丸が命に和狆が息災であることを告げる。


概要

第2作・『真サムライスピリッツ』(以下真サム)で登場したシリーズの主人公・覇王丸の師匠。

主人公覇王丸とそのライバル牙神幻十郎の剣術の師であり、真サムのラスボス・羅将神ミヅキと過去に因縁があり、

かつ『斬紅郎無双剣』(以下斬サム)で登場して後、合計4作品のレギュラーになった花諷院骸羅の育ての親にして師匠でもある、

という重要な位置を占めるキャラクターである。

しかしプレイアブルキャラとしての登場は、旧SNK時代は真サム1作のみ。

プレイモア時代(制作・旧悠紀エンタープライズ)も『天下一剣客伝』(以下剣サム)1作のみ。

サムスピシリーズを通じてわずか2作の出演ではあるが、上記の立ち位置の重要さのためか

サムスピシリーズの随所に色々な形で登場を果たしている和狆は、ある意味幸運なキャラクターではないだろうか。

斬サムでは各キャラクターのエンディング背景に表示される墨絵は和狆の筆になるものであり、

『天草降臨』では骸羅のエンディングに登場し、骸羅に僧侶として鬼(壬無月斬紅郎)を祓い、

さらに死人の首斬り破沙羅を成仏させるよう指示を出していたことを窺わせる。

また、出演キャラ以外のキャラクターがほぼ消息不明扱いとなっているポリゴンシリーズでも

和狆は『アスラ斬魔伝』において二冊の本を著していることが明らかにされ、色のエンディングでは

色から彼女と反面のアスラの娘の命を預かり、その育ての親となり、『甦りし蒼紅の刃』では

未だ健在である事が明かされる。


旧SNK時代では、比較的初期(真サム)から最後(蒼紅の刃)に至るまで

重要な立ち位置を、言い換えれば"美味しい役所"を保持していたと言えるだろう。

逆に言えば周辺に配置されたキャラクター以上の存在ではないのだが。

また和狆が回顧録を著したり絵画を物したりしているのは、和狆が作中唯一の僧侶(骸羅も一応そうですが)、

つまり知識人層故であると考えられる。



関連キャラクター

剣術の弟子である牙神幻十郎と覇王丸、仏門の弟子で孫がわりでもある花諷院骸羅。

審判役である黒子はかつての魔物退治の相棒であり、無二の親友でもある。

また和狆は不知火幻庵のエンディングで彼の第3子(へどら)の名付け親になっている。

色にとっては娘である命の養育者であり、命にとっては育ての親である。

剣サムでは関連キャラの多さからかCPU登場台詞も種類があるが、真鏡名ミナやレラに対し

年長者の余裕や気遣いを伺わせる台詞がある。



    


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